開先加工(切断加工・ザグリ加工・フェーサー加工)
[開先加工とは?]
配管の溶接作業(突合せ溶接・溶け込み溶接)
にあたり、溶接部分の強度・
品質を確保するため
鋼管のフチなどを
適切な形状に削る加工です。
接合する2つの部材間に設ける「溝」のことを開先(またグルーブ)と呼び、
加工形状には
V型・I型・U型
などがあり、母材や条件に合わせて決定します。
また関連工事として、
切断加工や
ザグリ加工も
行なっています。



[開先加工機の紹介]
MDSF 外クランプ方式 切断開先加工機
- 外クランプ方式、2分割式アルミフレームの採用で超軽量化が実現、段取り時間を大幅に短縮
- 加工面に熱影響部が発生しないので無駄な追い込み作業がなく時間短縮と安定した品質を確保
- 段取り替えなしで厚肉配管の切断と開先加工が可能、二段開先・フランジ面加工・内面座繰りにも最適
- 軽量、省スペース設計のため、高所・狭所下から作業でも取り扱いが容易
- 冷間切削のため火花が出ず、防爆エリアで使用可能



[必要クリアランス]
❶配管外径より200mm
❷切断面からモーターまで300mm
PF600 内クランプ方式 開先加工機
- 直管部分がない場合やエルボー部やレジューサー部に対応
- フランジ面加工に最適



[サービス特徴と対応範囲]
[減肉した既存配管やバルブ交換時に生じる配管の切断、溶接面の開先加工、ザグリ加工]
[溶接事業者検査(マルG)配管に適合した専用の開先加工機を使用]
[冷間切削なので火花が出ず、防爆エリアでも施工可能]
対応配管サイズ : 600Aまで(内クランプ式は800Aまで)
対応エリア : 全国
付随サービス : シーニング加工、フランジ面フェーサー加工、ガスケット面のセレーション加工
[事例紹介]
web上で紹介できる事例は多くはありませんが、数々の業界・アプリケーションでの事例があります。打ち合わせの際には、さらに数多くの事例をご紹介致します。

配管種類: 16B-sch160
箇所数: 2ケ所
材質: 炭素鋼鋼管
開先形状: V開先30°
内面加工: 5R18°ストレート10mm

配管種類: 300A-sch160
箇所数: 切断4開先加工4
材質: 炭素鋼鋼管
開先形状: 2段U開先5R20°-3R5°
内面加工: 5R18°ストレート10mm

配管種類: 300A-sch80
箇所数: 4ケ所
材質: 炭素鋼鋼管
開先形状: 2段V開先37.5°3.5R10°
内面加工: 5R18°ストレート5mm
[マルG検査あり]

施工箇所: スプレーノズル
配管種類: 150A-sch20
箇所数: 1ヶ所
材質: 炭素鋼鋼管
開先形状: |
V開先30°ストレート20㎜ 外径45°V開先 |

配管種類: |
300A、250A、200A 150A、100A、全てsch40 |
箇所数: 36ケ所
材質: ステンレス鋼管
開先形状: 切断、4R20°U開先
内面加工: 60Rストレート5mm

施工箇所: 蒸気チャンバー
配管種類: 500A-sch140
箇所数: 1ヶ所
材質: ステンレス鋼管
開先形状: V開先32°